予備校に通う意味
共通テスト同日体験受験、進研模試や駿台模試と、本当にお疲れ様でした。僕が高校生の頃は、こんな早くから土日を潰して模試を受ける意味があるのかな?なんて思っていましたが、皆さんは面談をしていても、本当に意識が高い人が多くて、素直にすごいと思っています。今回は、僕が皆さんと同じ高校1年生の頃は理解できていなかった、予備校に通う意味を共有したいと思います。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉があります。大学受験において、この言葉でいう愚者とは、「高校受験は短期間の対策でなんとかなったし、大学受験も高3になってから頑張れば大丈夫だろう」と安心している人や、高3になって受験が近くなったとき、演習していて時間がないことにやっと気づく人、でしょうか。逆に賢者とは、共通テストの傾向や難易度の変化、また、先輩の成功体験、失敗体験を他人事と思わずに、どんな人が成功しているのかを自分でリサーチできる人だと思います。
僕が思う、予備校に通う1番の意味は、上記のような情報を収集することです。自分の志望校に合格した先輩の点数の推移をみれば、2年後、自分の到達すべきレベルをいち早く知り、足りない部分を補う勉強計画を立てることができます。早くから3年生が受験する、共通テストレベルの問題を解く理由は、その形式に慣れたりすることももちろん大切な理由ですが、同じ模試を受けてきている膨大な全国の先輩たちと比較ができることにも大きな意味があると思います。また、東進のHPにある「合格体験記」には、先輩たちの受験のバイブルが詰まっているし、勉強法や取得していた講座なども載っていて、すごくオススメです。そういった視点で東進の先輩の「歴史」に学ぶことができれば、より予備校を上手に使えるのではないかと思います。
ただし、自分に合った勉強というのは、試行錯誤しながら自分で探すしかない、ということは本当に大切です。学校の先生、東進の先生、先輩の話、ネットの情報で、食い違う部分があるかもしれません。しかし、それはその人にとっての正解を共有していることが多く、自分にとっての正解になるとは限らないということを忘れてはいけません。最後に笑うのは、情報を見極め、失敗しながら自分で考えて計画をたてる力を身に付け、努力し続けた人です。
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