県岐商旋風
こんにちは。みなさん高校野球は好きでしょうか?私は野球観戦が趣味ということもあり、夏は高校野球を見るのが好きなのですが、夏の甲子園で印象に残ったことをお伝えします。
8月19日の準々決勝で県立岐阜商業と横浜が対戦して、岐阜が延長11回で劇的なサヨナラ勝ちを収め、8-7で横浜に勝ったという試合です。1試合で映画が作れそうなくらい濃い試合なので、気になる人は詳しく調べてみてください。
岐阜商業の7番に横山温大(よこやまはると)選手がいます。横山選手は生まれつき左手の指が欠損していて、野球をやっていくには大きなハンディキャップを持っているという選手です。高校1,2年時は球拾いをしていたらしいのですが、3年でスタメンになって甲子園に出るという目標のもと、みんなが練習を終えた後もひとり練習し続けスタメン入りを達成、さらに非常に研究熱心で、自分のハンデをカバーできるようなフォームや、バットやグローブの使い方を日々研究、実践していたとのことです。また自分の持っているハンデに対して両親に不平不満を言ったことはなく、むしろ感謝しているということでした。今大会では打撃でも守備でも大活躍していました。インタビューでは、「困難があっても乗り越えられるような勇気を与えられたかなと思う」「諦めずにやってきて良かった」「胸を張って岐阜に帰りたい」とこたえています。
上記のことで、みなさんがそれぞれ日々打ち込んでいる部活や勉強に通じる部分が色々とあると思います。横山選手から、環境のせいにせず、自分自身が変わるんだ、強くなるんだという気持ちをもって努力する大切さを学び、今後に生かしていってほしいです。やる人は陰でコツコツとやっています。まだ達成できていないことを何かのせいにして諦めるのではなく、少しでも前進していきましょう。

金沢大学 医薬保健学域 医学類
金沢錦丘高校 バスケットボール部 出身
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