メンタルケア
夏が終わり肌寒い季節になってきましたね!季節の変わり目は風邪をひきやすいので体調管理には十分気を付けましょう(特に夜更かしには注意!)
今日は、個人的に受験で特に大切だと考えている「メンタルケア」について話していきたいと思います。共通テスト模試を解いているときに1つの大問に詰まり、焦って頭が真っ白になって後半全然解けなかったという経験をした人は少なくないと思います。このように、心の乱れは自分のいつも通りのパフォーマンスを落としてしまうため、メンタル管理がいかに重要か分かると思います。そのコツをいくつかアドバイスします。
①ポジティブ思考(一番大事!)
→最近生徒と話していて感じるのは、ネガティブ発言が多いということです。「どうせ」「~しか」「~でいいや」「無理」といった考え方は勉強のモチベーションを下げることに繋がります。そしてこれが自分の成績にも影響し、ますますモチベーションが低下するという負の連鎖になります。そうならないために普段から物事をポジティブに考える癖をつけることが有効です。いくつか例を示します。
例 × 共テまであと100日しかない(焦りの原因になる)
〇 共テまで100日もある,100日あれば何でもできる(心の余裕につながる)
× 模試で段ずれした最悪…(ずっと引きずる可能性がある)
〇 これが本番じゃなくて良かった、次は気を付けよう(切り替えできる)
②100点を狙いに行こうとしない!
→模試でよく見る典型的なパターンとして「大問の最後の方の問題に時間を使いすぎて、最後まで行かなかった」が挙げられます。100点を取ろうという気持ちはとても大事なことだと思いますが、逆に言えば1問も落とせないという状況であるため、1つでも詰まるとどうしても粘ろうとしてしまい、これが焦りの原因になります。そうならないために「まずはしっかり70点、80点を狙いに行こう」という心持が一番良いと考えられます。これにより「この問題を飛ばしても、後の問題をしっかり解けばよい」という冷静な判断が可能になり、結果的に成績upにつながることが多いです。皆さんも3点の問題に10分かけるくらいなら、あとの簡単な問題で10分使って確実に10点取る方がより点数upにつながると思いませんか?そういう事です。
今回伝えたかったのは、「心にゆとりを持たせて勉強してほしい」ということです。

金沢大学 医薬保健学域 薬学類
金沢泉丘高校 バレーボール部 出身
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