模試点数の捉え方
最近一気に寒くなりましたね。気づけば今年も残り2ヶ月です。季節の変わり目でインフルエンザもすごく流行っているので体調には十分注意してくださいね。
最近は駿台模試、進研模試、東進の全国統一高校生テストと模試が続いています。今日は模試の点数を上げていく上で大切なことを2つ伝えたいと思います。
1つ目は、返された点数以上に問題を解いているときの感覚、点数の取れ方を意識するということです。去年高校3年生にも同じことを話していましたが、模試の点数が上げていくには、まず問題を解いているときの感覚が良くならなければなりません。具体的には、前回よりも解ける問題が増えた、正解まではたどり着けなかったが手が動く問題が増えたなどです。手が動く問題が増えて初めて、次はその問題を正解までたどり着けるようにするというステップに上がれます。逆に、教科書レベルの受講や実践演習を終えただけで、模試の問題はすぐ解けるようにはなりません。また、点数の取れ方に意識を向けてください。例えば、同じ70点でも凡ミスだらけの70点と、やれることをやっての70点では、返却されたときの満足感も異なると思います。最終的に受験に合格する人は、周りの人が正解している問題は当たり前に正解した上で、周りの人が正解できない問題を数問余計に解くことができるので合格するのです。
2つ目は、勉強した単元の点数から上げていくということです。入試本番では合計の点数での勝負になりますが、模試においては学校で習った単元、自分が力を入れて勉強した単元が少しでも成長したかが大切です。時には、まだ習っていない単元、今の自分の実力では解けない問題はある程度割り切っていく必要があるかもしれません。合計点は変わらなかったけれど、自分が今回力を入れて対策したこの単元は点数を伸ばせた、大問で満点を取れたという成功体験が大切です。これを積み上げていくことが最終的には合計点を伸ばしていくことに繋がっていきます。
明日は全国統一高校生テストです。8月からのこの2か月間の成長を発揮して下さい!!

金沢大学 医薬保健学域 保健学類 看護学専攻
金沢大学附属高校 茶道部 出身
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