模試運営をしていて
先日、全国統一高校生テストがありましたね。関は模試運営をしていて、その日1日で3万歩あるきました。なんて健康的に仕事をしているんだとスマートウオッチを見て本当に驚きました。しかし、その代償は大きく、翌日右足の踵が腫れてしまっていました。
さて、それでは何故そんなに歩くかというと、模試の裏方の仕事もあったのですが、基本的に模試運営をする際は15分に1回は机間巡回をするようにしています。生徒に異変がないか、筆記用具を落としていないかもそうですが、どうやって解いているかも見るようにしています。そこで今回気になったのが、問題冊子の空白の使い方があまりにも下手なこと・・・。
マーク模試では基本として、
①どこから順番に空白を埋めていくかを事前に決めておく。
②どの問題を解いているかが分かるように問題番号を書く。
③数学など計算する問題は空白は縦に使う。横につなげて書くようなことはしない。
④図形は大きく描き、導出した値は書き込んでいく。
⑤間違ったと思っても消しゴムで消さない。取り消し線を引いておく。
⑥段落ごとに要約を書く。
というのが空白の使い方として挙げられます。今まで適当に書いていたみなさん、共通テストの模試や共通テスト過去問演習会を通して、色々と試してみてください。
さて、記述の場合は共通テストよりも余白があったり草稿用の欄があったりと至れり尽くせりです。にもかかわらず、国語の問題で最初から解答欄に記入して消してを繰り返す生徒も毎回多く見受けます。挙句には「解答用紙が破れました・・・」と模試の最中に言ってきた生徒も過去にはいました。これが本番ならその焦りは尋常じゃないと思います。だからこそ、空白や草稿用の欄に記入してから書くようにしてください。冠模試までに1年分の過去問を解き、来月から月曜の祝日に二次試験の過去問演習会を行います。その時も、空白の使い方など色々と気を遣ってくださいね。
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