夏の体調管理
こんにちは!小林です。実は最近、先生はクーラーの影響なのか、理由は分かりませんが風邪を引いてしまいました。大学でも同じように「夏なのに体調を崩した」という人をよく見かけます。みんなも部活動を引退して少し時間が経ち、現役の頃より体力や免疫力が落ちてきているかもしれません。受験生にとって夏は、一年で最も勉強時間を確保できる大切な時期です。だからこそ、体調を崩して数日勉強できなくなるだけでも大きなロスになります。そこで今回は、夏の体調管理のポイントについて紹介します!
まず1つ目は睡眠です。よく「睡眠時間をたくさん取ろう」と言われますが、大切なのは時間だけではありません。アメリカの大学で153人を対象に、睡眠を2週間調査した後、風邪ウイルスを投与して発症するかを調べる研究が行われました。その結果、7時間未満の睡眠しか取っていなかった人は、8時間以上寝ていた人に比べて風邪を引く確率が約3倍になることが分かりました。また最近では、イギリスの6万人を対象にした実験で毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる人の方が健康状態が良いという研究も報告されています。夏休みは夜更かしをしがちですが、生活リズムだけは崩さないように意識してみてください。
2つ目は水分補給です。人は体重の約2%の水分を失うだけで、集中力や判断力、記憶力が低下することがスポーツ医学の研究で分かっています。体重60kgなら約1.2L失うと脳のパフォーマンスが落ち始めます。そして、汗をかいている感覚がなくても水分は失われています。エアコンの効いた室内でも、1時間あたり約50~100mLの水分が呼吸や皮膚から失われます。さらに、30℃を超える日に20分歩いて通学すると、約200~400mLの汗をかくため、東進に着いた時点でペットボトル半分ほどの水分を失っていることもあります。その状態では、「集中できない」「眠い」と感じても不思議ではありません。だからおすすめなのは、東進に着いたらまず約400mL、その後は1時間にコップ1杯(150~200mL)を目安に水分を摂ることです。「のどが渇いてから」ではなく、「1時間経ったら飲む」と決める方が集中力を維持し、脱水も予防できると思います!
受験では勉強法ばかりが注目されますが、体調を崩して3日勉強できなければ、それだけで20時間以上の勉強時間を失うこともあります。逆に言えば、毎日元気な状態で机に向かえることも立派な受験戦略です!ぜひ今年の夏は、「毎日同じ時間に寝ること」と「こまめな水分補給」の2つを意識して、最後まで元気に走り切りましょう!

金沢大学 理工学域 生命理工学類
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