医学生の実態
金沢大学では、1年生での授業はほとんど角間キャンパスでの教養科目です。専門科目(医学の勉強)は僅かです。1年のうちに教養の単位を取りきらないと、2年になっても角間に通わないといけなくなるので頑張っていました。医学生では、大学1年が人生の夏休み、2年から格段に忙しくなると幾多の先輩から聞いて1年生を楽しんでいました。
2年になって宝町キャンパスに毎日通うことになり、徐々に医学生としての実感が湧いてきました。学ぶ科目も毎日が専門科目で、いよいよ本格的に医学を学ぶ時期が来たなと感じたのを覚えています。前期では生化学や発生学、神経解剖学、また前期の柱である人体解剖学を学びました。3ヶ月に渡った解剖実習では実際のお体を使った特別な体験を沢山させていただき、とても貴重な日々を送ることができたと思います。詳しいことを知りたい人は見かけたら聞いてください。後期では現在、生理学や薬理学を学んでいます。ミクロな事象が多く、様々な分子機序を知らないといけないため難しく感じています。時折心が折れそうになりますが、将来のために頑張りたいです。
3年以降のカリキュラムは、
2-3年で基礎医学を学び終え、3年後期で研究室配属、4年で臨床医学を学び、CBTとOSCEを乗り越え病院実習が開始、卒業まで実習が続き、6年では国試の勉強に打ち込む
という感じになります。
ちなみに医学部は勉強ばかりか?と言われるとそんなことはないんです。
たくさん遊んでたくさんバイトもします。また医学部には医学部の部活があり、ほとんど全ての医学生が所属しています。私は医学部バスケ部に入っていて週に3回活動しています。遠征や大会で頻繁に県外に行くので、泊まって観光したり、ご当地グルメを食べたりすることもとっても楽しいです。大学生にとって週3というのはかなり多く、他の4日で友人とご飯に行ったり、バイトをしたりと盛り沢山の日々を送っています。
ここまで医学生の生活について話しましたが、みなさんが大学生になるにあたっての明るいイメージが少しでも膨らんで、モチベーションが上がれば幸いです。半年後の自分を想像して、引き続き勉強頑張ってください。
金沢大学 医薬保健学域 医学類
金沢錦丘高校 バスケットボール部 出身
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