能登復興に時間を要する今 為すべきこと
能登半島地震から1か月が経過しました。いまだその爪痕は深く、土砂崩れ、水道管損傷、海岸線の隆起など復旧できないままのものもあります。特に海岸線の隆起について、金沢大学の青木賢人准教授によると、これだけの隆起が起こるのは数千年に一回とのこと。漁業再開には根本的な漁港の建て直しが必要と思われ、今すぐ着手すべきか、せっかく建て直しても新たな余震でさらに地形が変わり徒労に終わるのではないか等、様々な葛藤があるように察します。
母なる大地、広大な海、さらには地下深くのコアも抱えた地球。この惑星とうまく付き合っていくために、どのような復興をすべきか?単純な原状回復をしたのでは、再び同規模の地震が起きた時に同様の被害を受け入れるしかありません。ならば「避難時間を確保できるくらい早く地震を察知する方法を発見する」「大きな揺れでも壊れない建築方法を発明して施設や家を建てる」「丈夫かつ修復が容易な水道管を発明して普及させる」というような思い・使命感を持って動く人を輩出できるかどうか。これが試されているように感じます。
今はどうにかしようとしてもできないことが多く、被災地の写真・映像を見ても無力感に苛まれるだけかもしれません。私もそうです。極寒の中で被災者をケアするDMATや医療従事者、瓦礫の撤去やライフラインの復旧にあたる自衛隊・技術者の健康・安全を祈りつつ感謝するのみです。よって皆さんは焦らずに、自らの「志」を原動力に、将来のために勉学に励む。そして東進金沢有松校は、そんな皆さんを目いっぱい支援することが使命だと考えます。それが石川県、そして能登の再生・復興の原動力になると信じています。
※石川県の現高校1~3年生が英作文1000本ノックを無料で活用できるのは3月31日までです。自身のWriting力向上に積極的に活用していきましょう!
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