自己紹介①
はじめまして!高校2年の担当になります四辻(よつつじ)といいます。以前は高3担当をしていたので、ほとんどの人がフロントで見たことある・質問対応してもらったことある、という認識だと思います。男子トイレ前のスタッフ紹介で写真が「No Image」になっている人です。みなさんが僕を知らないように、僕もみなさんを知りません。これから、いろいろ話していきましょう!
初めてのHR案内ということで、自己紹介を含めながら話していきたいと思います。僕は、二水高校の自然科学コース出身です。現在は、金沢大学医薬保健学域保健学類診療放射線技術専攻に在籍しています。その名の通り、放射線について専門的に学んでいます。診療放射線技師についてはまたの機会に詳しく話そうと思います。既に興味があるって人は気軽に話しかけて来てください。
後半は、高校時代に実施した研究について話します。多くの高校で探求の活動が始まると思います。僕が実施した研究は「シャボン玉(膜)を維持する時間を長くするには?」です。実に小学生でも思いつきそうな研究内容ですね…。しかし、小学生とは確実に違うことがあります。化学系の研究内容ですので、「g」という単位は使わず、全て「mol」で話が進みます。そして、実験は楽しいものですが、実験をすると必ず付いてくるのが「考察」です。この考察が小学生・中学生と一番違う所だと思います。基本的には実験→考察→実験→考察の流れです。ということで、実験方法としてはシャボン液に砂糖や食塩やエタノール等を入れて維持時間を測定する方法です。結果としては砂糖を入れれば入れるほど維持する時間が伸び、逆にエタノールを入れると維持する時間が短くなりました。おもしろいですよね。この結果から考察として揮発性(蒸発のしやすさ)がこの結果に関係しているのではないかと考えました。そして、揮発性を調べる実験をして、維持時間と揮発性は関係していることが分かりました。最終の結果としてシャボン液に砂糖をいっぱい入れればシャボン玉の維持時間が長くなります。
長々と研究内容を述べただけですが、皆さんに伝えたいことは実験やアンケート調査の実施よりも考察の方が大変であること。そして、大学は答えのない中で、このような研究をしていかないといけない、ということを頭の片隅に覚えておいてくれると嬉しいです。
金沢大学 医薬保健学域 保健学類 診療放射線技術学専攻
金沢二水高校 硬式テニス部 出身
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