「予習が大変」なのをどうすれば良いか
酒井です。改めて自己紹介しておくと、金沢大学の医学類5年生です。高校は泉丘の理数科で、サッカー部でした。今はサッカーは見る方が好きです。今日は皆さんのアンケートなどに、「学校の予習が多すぎてきつい」といった内容を複数見つけたので、それについて話したいと思います。
高校の課題の量は、僕も入学当初、圧倒された記憶があります。ましてや皆さんは東進に通い、課題だけでなく、受講もこなしていかなければなりません。部活が忙しい人も多いと思います。正直、全ての課題を完璧にこなしていくのは、かなり大変です。皆さんに意識してほしいのは、予習で学習内容を完璧にする必要はないということです。予習は、授業の内容を理解しやすくするために行うもので、予習が完璧ならそもそも授業は必要ないということになります。僕は予習で分からない部分は少し調べたり考えたりして分からなかったら、授業でその部分を集中して聞けるように✓をつけたり、線を引いたりしておいて、長時間考えることはしませんでした。
高校の勉強範囲は中学に比べて膨大すぎるので、「優先順位」を考えて勉強しないといけません。大学受験が高校受験と違うのは、全ての教科が平等な配点の試験ではないということです。そもそも、二次試験で使用しない教科だって存在するわけです。必然的に勉強する教科のバランスは崩れることになります。学校の課題ひとつとっても、正直どの教科にどこまで力をいれるのか、変わってくると思います。勉強の量を減らす工夫をするわけではなく、自分に本当に必要な勉強を見極めてそれに時間をかける、ということです。ただ、勉強の質を高めたり、自分にとって必要な勉強を見極める、というのは、勉強量を増やして初めてできることなので、今、やることが多くて困っているなら、まずは、まだ勉強時間を増やす余地はないか考えることからだと思います。こういった皆さんの勉強の相談はいつでもスタッフが乗るので、なんでも聞いてくださいね!
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