“今の”第1志望校に合格できる自信、ありますか?
つい先日高校2年生のHR案内を書いたと思っていたら、また回ってきた草野です。最近はとても暑くなりましたよね。東進に登校するときや部活をするときなど、熱中症には十分注意して活動してもらえたらと思います。今日は大部分の高校で補習が終わり、本格的に夏休みに入ったみなさんの覚悟を問いたい思います。
みなさんは今の学習ペースで、“今自分が思っている”第1志望校に1年半後の春、合格できるという自信はありますか?これに自信をもって“はい”と答えられる人はどれくらいいるでしょうか。最終的な出願校の決定には紆余曲折あるとは思いますが、どうせならこの高校2年生の夏、今行きたいと思っている大学に合格できるのが一番ですよね。そこで、下のグラフを見てください。
今の学習ペースで努力すれば順当に第1志望校に合格できるだろうという生徒が赤色の線で表されています。ただ、そのような生徒の方が恐らく少なく、今高校2年生の夏を迎える上で、第1志望校の合格と考えると遅れをとってしまっている生徒も多いのではないでしょうか。黄色の線のペースで高校2年生の夏を迎えている人、ここからどうしますか?大きく分けて3つのパターンが存在します。
①第1志望校合格に届くように学習ペースを上げる(緑色の線)
②今の学習ペースから上げられないのであればこのままの学習ペースでたどり着く大学を選択する(青色の線)
③第1志望校合格に届くまで受験勉強の時間を延長する(紫色の線)
要するに、②は志望校のランクダウンをする、③は浪人するということです。ただ、今の時点で行きたい大学を諦めている人、浪人前提で合格を目指そうと思っている人はいないと思います。となると、冒頭の質問に自信をもって“はい”と答えられなかった人は今の学習ペースでは間に合わないのだから、学習ペースを上げるしかありません。1学期を振り返ってみて、思ったより受講なり学校の勉強なりが進まなかった人、いますよね?せっかくの夏休みなんですから、今受験に向けてペースを上げ始めなくて、いつ始めるんですか?高校2年生の冬、高校3年生の春夏と手遅れになってからでは遅いんです。だから今このタイミングで言っています。この夏、第1志望は譲れないと思えるかどうかでこの夏以降の学習への取り組み方が変わってくると思います。
夏のイベントも始まりましたね。他の人の頑張りを励みに自分も頑張ろうというのもモチベーションアップのひとつの方法だと思います。この夏、この学年のどれくらいの人に火がつくのか、担任・副担任一同期待しています。
金沢大学 医薬保健学域 医学類
金沢大学附属高校 バドミントン部 出身
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