"have to ~" と "want to ~"
2学期が始まって2週間が経ちますね。学校生活には慣れてきましたでしょうか?さて、今回は勉強や部活に対する気持ち・意識の持ち方について話そうと思います。
タイトルにもある通り、"have to ~" と "want to ~"の違いについてです。言われなくても、"have to ~" は「~しなければならない」、"want to ~" は「~したい」と訳されますね。ただ、この2つの心理状態は大きく違ってきています。"have to ~" の場合は、自分はしたくないけどしなければならない。"want to ~" はしたいししなければならない。分かりやすく言うと、"have to ~" は苦手科目の勉強で、"want to ~" は得意科目の勉強です。この2つは疲労と成果という部分で違いがみられます。自分が「したい!」と思っていることは疲労が少ない上に比較的短期間で成果が現れてきます。しかし、自分が「しなくちゃならない」と思っていることは、「したい!」と思っているときよりも疲労しやすく、成果が現れるのが遅くなります。ただ、この状態はいいとも言えないし、悪いとも言えません。一番悪い状態は、「したくないからしない」です。もちろん、一番いい状態は"want to ~" の状態です。得意科目・楽しい科目は基本的には"want to ~" の状態でしょうからここでは、そこまで言及しません。苦手科目・嫌いな科目はいやいや勉強している人がほとんどだと思います。苦手科目は半ば諦めながら勉強したりほぼ作業化しているでしょう。苦手科目は根気強く勉強していくしかないですが、成果が伴わないとメンタルが病んでいったり、モチベーション低下につながります。ここで少しでも早く成果を出すためにも苦手科目を勉強する上で、少しでも「楽しさ」を見出して欲しいです。例えば、英語は長文は読みたくないけど、単語は覚えていて楽しい。数学は考え方が難しくて嫌いだけど、単純な計算は楽しい。などなど考え方や楽しみ方は人それぞれです。自分で考えて見つけてみましょう。
苦手な科目を苦手なままにしておくと、受験の最後にイタイ目にあいます。苦手克服まではいかなくても、楽しんで勉強できるような方法やモチベーション維持の方法を見つけてみてください。これは部活の嫌いな練習のときも役立つと思うので特に運動部の人たちは参考にしてみてください。
金沢大学 医薬保健学域 保健学類 診療放射線技術学専攻
金沢二水高校 硬式テニス部 出身
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